おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

42歳。

将来の夢は?

と聞かれると、

「保育園の先生」

「学校の先生」

と答えていました。

自分自身、学校が楽しかったし

好きでした。

 

教育大に進学し、免許をとり、

採用試験を受けるも不合格続き。

でも、やっぱり

学校が好きだったので

講師として働いていました。

 

現場では、

理想と違うこともありましたが

結婚、出産を経ながら続けていました。

 

また、もっとゆっくりと

子どもと関わりたいと

民間の学童のスタッフとして働いたりもしました。

 

でも、何年しても

自信がない。

もちろん努力が足りないのも

あるんだろうけど…。

私にできることは何だろう?

 

今年の夏休み。

自分も私の子どもも

心身ともにちょっと

ゆっくりとした時間を過ごした方がいいな

という状況になりました。

 

そんなとき

地元の長野おばあちゃんが

自分が作ってる郷土料理を

伝えていきたいという話を聞きました。

 

私も、今までおばあちゃんに

子ども向けのイベントに

来てもらったりして

食の大切さ、

昔の人のちょっとした工夫や知恵を

伝えていかないともったいないと

思っていました。

 

「一緒にやってみるね?」の言葉に

もうちょっとゆっくりしてようと

思ってましたが

「はい!」と答えていました。

 

今はお弁当のお手伝いや

唐辛子の選別、

加工品のお手伝いなどをさせてもらってます。

 

その間に、

お料理のコツや

作物の作り方など

たくさんのことを教わっています。

 

子どもたちとも、

また違った形で関わることができるんじゃないかなと

思っています。

 

今まで関わった人との出会いがなければ

この選択はできなかったと思います。

 

おばあちゃん、88歳。

私、42歳。

おばあちゃんからしたら

まだまだ赤ちゃん(*^^*)

そう考えると

今から新しいことを始めるのも

全然遅くない気がします。

 

料理上手でもない私が

料理を仕事にするなんて。

でも、内野を想う気持ちは

きっと誰にも負けないと思う。

 

これから、これから。

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