おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

自然に生かされる。

今日は
小児科医 真弓定夫先生のドキュメンタリー映画
観に行きました。

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先生の、
薬や注射に頼らない、自己治癒力を高めるといった内容の本を
持っていたこともあり、先生のことは存じ上げていました。

この上映会は数日前に
知り合いのFacebookにあがっていて
「筑紫野であるんだ!」(近い!)
「その日は休みだ!」
「行きたい!観たい!」という衝動にかられ、
何年も会ってない方だったけど
自分の衝動に押され、
「お久しぶりです、参加したいです」と
連絡させてもらいました。
そして、
別件で連絡してた友達に
「その日はこれ見に行くんだけど、どう?」と
何気なく誘ってみると、
すぐに「行く!」との返事。
というわけで
2人で参加しました。

聞けば
今日で観るのは3回目とのこと。
「えー!大丈夫やったん?」と聞くと、
「何回でも観たいから」という彼女。

でも、その理由がよくわかりました。

 

人間は人間である前に「ヒト」という動物であること。
人間だけが特別じゃない、自然に生かされているということ。

「四里四方に病なし」(四里とは16kmのことで、これは自分の身の回りで取れる食材を食べていれば、病気知らずで健康でられるということ)

食を変えれば体も変わる。心も変わる。

子どもは口で言ってもわからない。大人がやって見せれば自然とわかる。
子どもの力を信じる。

精一杯楽しんで生きる。

自分の体に対する向き合い方。
子育てに対する考え方。
本当にいいお産とは。などなど、

本当に
いろんなことが繋がっているんだなと思いました。
自分自身のこと
子どものことを
もう一度見直す、きっかけになりました。

そして、
昼からは畑へ。
おばあちゃんが植えてる高菜の間に
たくさんの雑草が生えていました。

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雑草は本当に強い。
しっかり根を張り、抜いてもきっとまた生えてくる。
お話を聞いたあとだったので
この目の前にある生命力に満ちたものを
取ることに躊躇する自分がいました(笑)

 

でも、
きっと人間も植物も一緒で、
何も手を加えてないものの方が
しっかりと根を張り、強く育つんじゃないかなと思いました。

草取りをしながら
「まだまだ、子どもに手をかけすぎてないかな
 口をだしすぎてないかな」
と考えてました。

1時間ほどしか作業はしてませんが
それでも、2mも進んでない私。
「自然」に笑われているような気がしました(^-^;