家庭料理に勝るものなし。
昨日は
長野おばあちゃんが
田川の末時千賀子さんのところに
一緒に行くばいと言ったので10時に集合。
そこへ
西日本新聞の佐藤さんや、
ミカン農家さんや
筑前町のみなみの里でクロダマルの
商品を出してる方も一緒に行くということで
私の車で行くことに。
皆さん、知った方々ですが
このメンバーを自分の運転で…。
めっちゃ緊張するやん!って思いながら出発。
末時千賀子さんは
イベントなどでお会いしたことはありましたが
実際、どんなことをされてる方かはよく知らず、
会ったらめちゃくちゃすごい方でした。
https://ijuu-teijuu.pref.fukuoka.lg.jp/blogs/entries/detail/239
そしてお料理もすごい。
全て手作り。
煮物のこんにゃくも
調理に使う柿酢も。
どんな高級料理よりも
貴重でとても豊かな料理でした。
アユの甘露煮は
梅シロップを使って煮て醤油は使ってないそうです。
写真撮り忘れてましたが
梅シロップの中に
リンゴやバナナも漬けてたり
玉ねぎをらっきょ酢に漬けてたり。
どれもおいしかったー!
そしておうちも古民家で
古物好きの私は大興奮。
20歳で農家の6人兄妹の長男さんのお嫁に来て以来、
お正月や法事など、集まり事に50人ほどの食事を
全て手作りでしてきたそうです。
『料理に決まりはない』
『何がないとできないとかない』
『おもてなしすることが楽しい』などの
お話を聞いていて
長野おばあちゃんと共通点が多いなと思いました。
そして
『私たちが伝統料理とか
手間のいる家庭料理しなくなったら
する人、おらんくなるやろうね』と。
柿酢というのは
柿を容器に入れて置くだけで発酵し
酢になるというもの。
昨日だけで
知らないこと
タメになることばかり。
私の親世代
うちの親だけか?
子育てのとき
ミルクが発売されだし(私もミルク育ちだそう)
○○の素が発売され
夕食のときに
○○の素、○○の具みたいな箱が
よくあったのを覚えています。
今でも
実家に帰ったら
オードブルやお寿司をとったり。
簡単便利な時代になっていったんだと思います。
コロナ自粛で
カップラーメンがなくなり
小麦粉がなくなり。
でも、
家に味噌や梅が常備して
お米があればそれでいいんじゃないかな。
家にあるもので作れるものもあるはず。
知らないだけ。
いつも思う。
昔が全ていいとは言わないけど、
日本の風土を生かしたもの
昔からの知恵は
理にかなったものが多い。
ないなら作ればいい。
その知恵、技術を知ってれば
何が起こっても不安はないはず。
今聞いてること
教えてもらったことを
繋げていくことが
私たちの役目だと思う。
将来
子どもたちが
帰ってきたとき
家族を連れてきたときは
オードブルなど買わずに
田舎料理で迎えます。