91歳の誕生日。
昨日は長野おばあちゃんの誕生会でした。
(今日が本当のお誕生日。)
毎年、
茅乃舎さんの料理長さんや
おばあちゃんが茅乃舎で
料理教室をしていた頃の方々が
集まって一緒にお祝いします。
といっても、
メインは
おばあちゃんが用意した
筑穂牛を使ったすき焼き( *´艸`)
もう、おいしすぎ!
そして茅乃舎さんの料理長が作った
アワビやウナギの料理。
この場に私がいていいんでしょうか?という感じ。
料理長にすき焼きをずっと作ってもらってる(笑)
私は飾りつけしただけ(笑)
(すみません💦)
今年で91歳のおばあちゃん。
梅干し100kg漬けるおばあちゃん。
サツマイモ1000本植えるおばあちゃん。
そのほとんどをあげちゃうおばあちゃん。(笑)
いつも
話題は
おばあちゃんの
昔の話になります。
戦時中、戦後の話。
見たもの、思ったこと、食べ物、暮らし。
今の
この簡単、便利な世の中にいる私たちが
タイムスリップしたら
きっと、
1日でへこたれてしまうと思う。
そんな時代を生きてきたのに
「映画は面白かったよ」とか
「自分でも稼ぎたかったから洋裁を始めたんよ」とか。
もちろん大変なこともあったけど
その中でも
自分がやりたいことを後悔しないように
切り開いてきたという強さを
すごく感じます。
おばあちゃんはいつも言います。
「悔やんでも仕方ない。
人生楽しまな、ねぇ?」って。
そういえばおばあちゃんは
自慢話をしない。
親戚の中に一人はいる
「昔は~やってたんや~」みたいな。
でも、そういう人に限って
そんなに大成してなかったり、
自分の知り合いを自慢したりしてる(笑)
誰がきても優しい温かい笑顔で迎えて
「これ、持って帰らんね。」って
お土産渡して。
毎年毎年、
ハンパない量の野菜を作って
加工して
商品としての
加工品も作ったりして。
到底できることじゃない。
でもおばあちゃんは
「なんも、難しいことしよらんよ
続けよるだけよ」って笑顔で言います。
私はまだ
おばあちゃんの半分しか生きてない。
おばあちゃんと同じくらい生きられるかわからないし
生きられてても畑仕事できるくらい元気かはわからない。
基礎体力が違いすぎる(^-^;
ただ、
おばあちゃんと一緒にいて
「続けることの大切さ」
「幾つになっても挑戦できること」
熱い想い。
聞いた話や
教わった料理を少しでも
子ども達の世代に繋げていける
1人になれたらと思う。
そして
おばあちゃんみたいに
かわいいおばあちゃんになりたい。