おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

一昨日、

近所のおばあちゃんが

亡くなりました。

 

90度くらいに腰の曲がった

おばあちゃんですが

手押し車を押しながら

畑も一人でしていました。

 

 

80代後半だと思いますが

いつもクシャッと

笑ってるのがとても

印象的でかわいい方でした。

散歩していて

「こんにちはー」と

あいさつしたり、

何か作業して

「これなんですか?」

って聞いたら

「これね、これ小豆たい。」

と笑いながら答えてくれたり。

 

内野では

ほたるかご作りの名人と言われていて

小学校に教えに来てくれたり

学校の行事にも

よく来てくれていました。

 

その日も

畑で倒れていたそうです。

心臓の動脈破裂だったそう。

救急車で運ばれながら

「サイレン恥ずかしいき、鳴らさんでよか」

と言ってたらしいです。

 

内野では

亡くなった次の日の朝、

組内の人達で

家まで「お悔み」を言いに行きます。

 

お隣さんが、

このご時世だけど

とりあえず

朝は行くけど

お通夜とかは

受け付けぐらいになると思う

という話でした。

 

田舎なので

毎年、

2~3軒くらい

初盆参りがあります。

でも、

今までは

ほとんど

お会いしたことがない

家で療養されてる方という感じでした。

 

何度も話したこともあり

何度も会ったことのある人との

お別れがこんなに

あっさりしたものかと

とても切なく思いました。

 

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でも

考えたら

死ぬ直前まで

畑仕事をしていて

一日も経たずに

逝ってしまうというのは

私は

死に方としては

理想だなと思いました。

 

一番は

ギリギリまで元気で

「おやすみー」って言って

朝起きたら

寝たまま起きないっていうのが

ステキだと思う。

 

そんなことを

下の子を寝かしつけながら

考えていたら

娘が

「あやちゃんがお母さんになっても

 お母さんはそのままなん?」って

言ってきました。

 

「あやちゃんがお母さんになったら

 お母さんはおばあちゃんになるんよ」

「えーなんでー?」

 

「ん?あやちゃんにとっては

お母さんのままか?」とか

思いながら。

 

下の子を産んだのが40歳。

私の母親が私を産んだのは27歳。

今思えば

もう少し

早く産んだ方がよかったかなとも思うけど

この歳で産んだからできる

子育てもあるかもと思ったり。

 

 

でも、

子どもが成人する日も

結婚する日もみたい。

そして

それまでは

死んでも死にきれない。

欲張りかなぁ。

そのためにも

やっぱり健康第一。

結局はそこかな。

 

 

 

#健康第一 #理想の死に方