おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

親の葛藤。先生の葛藤。

「学校での子どものマスクの着用が気になる…」

この暑さの中、
コロナに罹るより
熱中症になったり、
子どもの呼吸が浅くなる方が心配。

という、お母さん達が
何人かいて
少人数の内野小学校。
距離もとれるし
もう少し
マスクを外してもいいのでは?
そういう選択はできないかな?
というお話を
校長先生に時間をとって頂きさせてもらいました。

 

結論。
「基本、マスクはする」
「○○さんはずっと外していい」ということはできない。

 

いや、ごもっともです。
私も
10年近く学校で勤務させてもらったので
基準が設けられてる中で
この子達は「例外」なんて学校側からは言えない。

ただ、やはり
親としての気持ちも伝えておきたい。
だって、
"きつい時は外していいよ”なんて言っても
低学年は、
自分で苦しいから
マスクを外すなんて判断できないから
特に男子は(笑)

 

でも、
このご時世、
「マスクなし」はできないよね。
(そういう考えが一般的になってるらしい。)

ただ、
基準に従って
その範囲内で
例えば
体育の時間や
教室内でも「2mの距離が取れる」などの
条件をクリアできれば
「マスク外していいよ」って声かけしますとのこと。
これは30人学級ではできないことで
少人数だからこそ。


そして、
校長先生のお話の中で
内野小学校は縦割り活動や
校外活動も多く
今、それが制限され
先生たちも
「本当はもっとしてあげたい」のに
できない悔しさ、ストレスを感じていること。

上からの内容が変わるたびに
対応を変えなくてはならない大変さを
ひしひしと感じました。

そして
「マスクをしてないと不安」という
保護者の方もいるとのこと。
その気持ちもわかります。

 

みんな
本当に「子どものこと」を想ってこそ。

どれが正しい、どれが間違ってるなんてない。

ただ共通してるのは
みんな、悩み、葛藤してる。

上の方!
現場の先生は大変です!

 

コロナ禍以前に全てが戻るとは思わないけど
大人はお酒とかちょっとランチ行ったりとか
車で移動できるし、
何らかの息抜きやストレス解消ができる。

でも、子ども達は
学校での行事は
ほとんど中止。
遊ぶ場所も制限され、
本人も気づかないうちに
ストレスを抱えてるはず。
その子ども達と日々接する
先生たちは本当に大変だろうなと
今日の話し合いで思いました。

そして、私たちは
話し合いができて
先生の想いも伝わったので
やっぱり
直接、
現状の対応の説明や質疑応答したり、
学校側と保護者が共通理解したいので、
顔合わせも兼ねて
保護者会を開いてほしいという旨も
お伝えしました。

今は、~宣言が出てるので
難しいとのことだったので
解けたら、
もう1度提案できるかなと思いました。

世帯数としては25軒くらいなので
体育館に広がればできそうですよね(笑)

 

夜、ふと
小学校のホームページを開きました。

学校通信に載ってない記事もあって
コロナ禍であっても
これだけのことをしてくれてたんだ思うと
涙がこみ上げてきました。

 

上の方!
現場は限られた範囲の中でも
子ども達のために
必死に模索して
できることを探しています。

そして
親も子どもにとって
何が大事か悩んでいます。

「子どものために」
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