おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

「また いつか」の帰省。

1月の3連休に1年ぶりの帰省。

どこ行きたい?って言ったら
ハーモニーランド!」と。
内心、
夫の職場の無料券があるから行くけど
なかったら行かないよ、と思っていたけど、
写真を見る限り…楽しんでますな(笑)

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子どもも少し大きくなったので
ジェットコースターも乗ろうということになり、
私も「大したことないだろう」と思ったら、
私が一番ギャーギャー言ってました(^-^;

そして、
帰ったら必ずと言っていいほど行っていた
「豊の国健康ランド
母に
「子どもがまた行きたいってー」って言ったら
「もう閉まったんよ」…。

えーー!マジで――!
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2021/06/01/JD0060299294

お風呂やサウナもいくつかあって
ちょっとプールみたいなとこはビート版とかおもちゃもあって
子どもも楽しんでたのに…。

こんなところにもコロナの影響が。

母から、家に着く前に
抗原検査受けるように言われ、
「大分の方はピリピリしちょんけんな」と釘を刺され。

わかる、わかるけども。
これだけメディアで騒がれて
不安に思い、怖がるのも。

でも、2年経った今、
インフルエンザとそんなに違うかな?
年代関係なく
感染した人がほぼほぼ死に至る病気とかなら
怖いと思う。
でも、そろそろ、
あれ?そんなんでもなくない?
って思い始めてる人が増えてきてる気がするのは私だけ?
思ってるけど、言われてるから
周りの目があるからって広い公園でも
マスクしてってなってる気がする。

行くとこないから公園に行きました。
母から「マスクして」と言われました。

周りに人がいないのに
感染拡大防止策のマスクは必要ないんじゃないか。
と言うのはもう止めました。
(マスクはもちろんしなかったけどー)
今、必要か必要じゃないかを考えられる大人でいたい。
そして、考えられる子どもであってほしい。
でも、
子ども達が笑いながら遊んでるのを見て
そんな議論をしたくありませんでした。

もういいやん。
フツーに遊んだら。
「また いつか」があるかわかんないし。

 

夜は、
久しぶりに小学校からの友達と会いました。
1人はコロナが不安だからとキャンセルに。
2人での食事でしたが
同じくらいの子どもがいるので
お酒も飲まないのに
気付けば5時間くらい時間が経っていました。
その友達は帰り際、
「去年も大分帰ってくる時、連絡くれて、
 みんなが集まらなかったから私もキャンセルしたけど、
後悔したんよねー。
やけん、次、連絡があったら絶対会いたいと思いよった。」
と言いました。
ちょっとウルっとしました。
お互い50歳近くなり、
自分の健康も不安を感じることがでてきて
「また いつか」が叶うとも限りません。
「また、帰った時は連絡ちょうだいよー」と別れました。


認知症の父は
また少し症状が進んでるように思いました。
家に着いて
私たちの顔を見ても
名前がすぐに出ませんでした。
しばらくして子ども達の名前を呼んでました。
「福岡から高速、車多かった?」と
聞く間隔が5~10分おきに。
母は
「もう!それさっきも言ったやない!」と怒ってたので
私が
「あと、何回言うか数えてみてん。」というと
子ども達が面白がって数えてました。
(結果、12回だったそう(笑)
毎日一緒にいると大変かもしれないけど、
元には戻らないんだから
楽しめばいいのになぁ。
(中学生の娘は、じぃじが“ツボ”やったと言ってました( *´艸`)

彼(父)にも
「また いつか」会えるかわかりません。
次、会った時、私たちの名前を憶えてるかわかりません。

「また いつか」なんて待っていたら
楽しい場所がなくなってるかもしれない。
大事な人と会えないかもしれない。

 

今回は
「今」を大切にすることを痛感させらた
帰省でした。

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今年の目標、書きながらもドキドキしています。

明けましておめでとうございます。
いつの間にかもう2日になってました。

昨日は
晦日からの寝坊で
ゆっくり起き、
昼から
ちょっと離れた神社へお詣り。
がんばって着物を着てみました
(写真で見ると、髪ボサボサやな(^-^;)

娘も
「着物着たーい!」というので
簡単に兵児帯で。

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私の今年の目標。
①『着物を着る回数を増やす』
②『顔のたるんだ肉を鍛える』
③『自分のやりいことを形にする』

①と②は自分のやる気次第ですね(^-^;
③もそうなんだけど
今まで、フツフツと心のどこかにはあったけど
なかなか踏み出せないでいたこと。

この間、職場のみんなとランチに行って
そこが占いもしてくれるということで
みんなで面白がってしてもらおうってなったけど
それが結構、私の中でズバズバきてて。

「今、やろうとしてることをやる時期に来てる
 やったら絶対、上手くいく。ただ、一歩踏み出せないだけ。
 近くにうお座の人いる?その人が味方になって、
 的確なアドバイスくれるから。」と、
何も私から言わずに言われて。

『やろうとしてて、踏み出してないこと』は
内野に、
『子ども達も学校帰りに寄れるような場所を作ること』
一般の人には食事を提供できるようなことができればいいなと思っていて。

以前は、おばちゃんたちが
そういうお店をしていたんだけど
やめてしまって、
子ども達がちょっと寄ってお茶をもらったり、
おやつを買いに行ってたりしてました。

でも、そこもなくなり、
駄菓子屋さんもやめてしまい、
さみしい感じになっています。

何とかしたいなぁとは思いつつ、
私にできるかなぁとか
するなら赤字になっては困るしとか
モヤモヤ思うばかりでした。

ただの占いかもしれない。けど
何か見透かされたような気がして…。

「近くのうお座の人」とは夫のこと( ゚Д゚)
確かに
感情的な私と反対に冷静な判断をしてくれます。

思わず
「マジですか…」とうなってしまいました。

というわけで
やっぱり
動こうと思います。
と、今、書きながらもドキドキしている私。

正直
何からどうするというのが頭に浮かんでませんが、
「今年はやるぞ」「私、やるんだぞ」という
のを書きながら言い聞かせております。

もう、書いちゃったからね( *´艸`)
1年後、自分でも楽しみです。

お母さんの味。

内野にきて
年中行事になりつつある
おばあちゃんとこでの
そば打ちと餅つき。

そば打ちもこねて
伸ばして切って茹でるとこまで
できるようになりました。

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子ども達も
そばの伸ばし方や
お餅のあんこの包み方など
教えてもらいました。

でも、ちょっとしたら
飽きてしまった子ども達。
貴重な体験させてもらってことに
気付くのは大人になってからかもしれません。

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晦日
市販のおせち料理やオードブルが
苦手な私は作るのですが、
いわゆる
いろんな意味が込められている
おせち料理を作れるはずもなく(^-^;
いつも
作るのは
黒豆・きんとん・鶏ハム・煮物、くらいかな。
後は
自分があまり食べれなないというのも
あるし、あまり作って残っても、というのもあるし。

でも、
子ども達は
作ってるそばから
「一口ちょうだーい!」とつまんだり、
「外までにおいがするー」って言ってきたり。
ちょっと、ワクワクしてくれてるのが
伝わります。

そういえば
長野おばあちゃんが
「子どもが、”またこれー?”っていうくらい
 同じものを作った方がいいんよ。
 それが『お母さんの味』になるんやから。」
と言ってました。

なので、
その言葉をいいように解釈して
いろんな物に手をつけず
同じものを作っていこうかなと思います( *´艸`)

というわけで
ゆっくりできたので
子ども達と散歩。
冬の風が
時折冷たかったけど
心地よい大晦日の日となりました。

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自分の力を出すということ。

例年は11月に行われるマラソン大会。
今年はいろんな行事と重なり、
12月開催となりました。

試走は2日間ありますが
1日は天候が悪かったので
試走1日で本番となりました。

小学校の校庭を廻ったあと
長崎街道を走ります。

1.2年、3.4年、5.6年と順に出発し、
高学年になるにつれ距離が長くなります。

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わが子は高学年。
「○○くんの方が速いけん、1番は、なれんと思う。」
と言っていましたが、
試走、本番と1位でした!

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私も運よく仕事が休みの日で
応援できたのですが
普段なら
息子より速い子達が
息子より
だいぶ後を笑いながら走ってて。

ちょっと「ん?」と思ってしまう自分がいました。

もちろん
息子には
「がんばったね~、よかったね~」って伝えました。

試走の後
先生が
「本気で走らないと、○○くんも
 1位になってもペースがつかめないと思うんですよね」って。
速い子は「自分は長距離が苦手だから」と言ってたそうで。


別の日。
娘の中学校で合唱コンクールがあるとのこと。
娘はクラスの責任者になったらしく
「○○さんが全然大きい声出してくれん。」と言ってました。
私は
「歌が苦手と思ってるんやない?」と言いながら、

自分のことを思いだしました。
運動音痴+音痴。
徒競走もドベ。
歌のテストで
みんなの前に立とうもんなら
声なんて出るはずもなく
泣きそうでした。

みんな得意不得意がある。
いざやろうとおもっても
体が動かなかったり、
声が出なかったり。
きっと、
そんなこともある。

ただ、
以前の自分より
ちょっと力を出した自分が
ちょっとずつ
変われることもある。

 

「できるのにやらないというのはどうなんだろう?」
いや、
「何でもかんでも100%の力を出さないといけないのか?」
というと、どうなんだろう?
 

力を入れるところ、抜くところが
あってもいいんじゃないかという気もする。

でも、
私は、
力があるのに出してない人を応援できるのかな?
当人は応援してもらうためにしてるわけじゃないと思うけど。
人それぞれだし、
その人がそうしたいならそうしたらいいとは思うけど。

苦手でも
できなくても
一生懸命してるのは
きっと伝わる。

本当に
きつかったり、
苦しかったりして
無理する必要はないけど

やっぱり、
私は
子ども達には
「自分にできる限りの力を出しておいで」って
送りだしたい。

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いつまでも誕生日が嬉しい理由。

今日は私の誕生日でした。
「歳を取るのは嫌だわ」という話は
よく聞きますが、
(私の母も言ってました。)
40とっくに過ぎた私。
大きな声では言えませんが、
毎年、楽しみでワクワクしております。
たぶん、
このクリスマスのキラキラした✨時期と
重なってるからかも。

 

「作ってー」なんて言ってないのに
昨日の夜、ケーキのスポンジ作りをする夫。
私もちょっと眠かったけど
焼きあがるまでは起きてました(笑)

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そして
今日はゴッホ展へ。
有名な作品もあったけど
初期のデッサン的な作品や
写実的な作品もあり
今まで行った美術展の中で
一番楽しかったです。

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そして、楽しかった理由の一つが
この絵かも。
「種をまく人」は有名ですが、
本物の力というか
平面の絵なのに
太陽の輝きが眩しくて
体全体を包み込んで
照らされてるような不思議な感じでした。

朝一で行ったので
そんなに混んでもなく
一回通り過ぎても
やっぱりもう1回見ておきたい、と思い
引き返して見に行ってを
3回ほど繰り返しました。

子どもが見たらどう感じるんだろうなぁと
思ったりもして。

ゴッホ 種をまく人

その後で
外のオブジェで遊んだり。

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そして
帰ってから
夫が夕食を作ってくれて
仕上げたケーキでお祝い。
(ん?ロウソク何本だ?何歳だ?(笑)

ケーキは
お店で買ったものと言われても
わからないくらいおいしくて。

私が作ると
白砂糖や生クリームを使わなかったりして
それはこの歳になって
ウプッてなるからなんだけど
(できればそうして欲しいけど)
やっぱりそれは言わないでおこう。

だって、わざわざネットでレシピ探して
前々日までに材料も買ってきてくれて
仕事終わって帰ってきてから
スポンジ作ってくれてたから。

はぁ~今年もステキな誕生日になりました。

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朝、私より早く起きて
朝ごはん準備してくれてありがとうー。
(いや、起きようよ、いや、起きれない…

車を運転してる横で
いつも寝てるのに
許してくれてありがとうー。

どんなへなちょこな私でも
受け止めてくれる。
だから
私は、安心して
歳を取れるのかもしれません( *´艸`)

違いのわかる大人になりたい。

今日は
長野おばあちゃんとこの
梅の木の剪定をしました。

内野小学校にも梅林があって
(たぶん140本くらいある(笑)
林の中だし、
コケも生えだしてて
上に上に伸びてるから
剪定した方がいいと思うんだけど
一体、どの枝をきったらいいかわからず、
今日は
その勉強も兼ねて一緒に
作業させてもらいました。

何人か
お手伝いの方も来てたけど
誰も
どれから切っていいのかわからず、
おばあちゃんが
登場するまで
みんなで待っておりました。

 

おばあちゃんが来ると
「これは切ってよか」
「これは残しとこうか」
「これは上の方に実がなっとるやろ?」
と、枝を見ながら
教えてくれました。

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基本、
「幹から横に伸びている太い枝は残して
その太い枝から、垂直方向に伸びている枝は切る」
らしい。

他にも
枝がぶつかり合ってるような枝は切る。
でも、上の方で芽が出てるようなのは残しておく。とか、

下の写真のように
細くても横に出てる新芽は残すとか。

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基本はわかったけど
やっぱり細かいところはわからず、
いろんなところから
「おばあちゃん」コールが(笑)

 

しかも
つぼみでも
実がなるのと
ならないのがあるらしく。

わかるかなぁ。

上の写真の方が
つぼみがシュッと細くないですか?
微妙ですが( *´艸`)

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なので
上の方は切っていいとかもあって。

それを
おばあちゃんは
次々に
「これは切っていい」
「これは残しとこうか」と
判断していくから
本当にスゴイ!

そして
お昼ご飯も準備してくれてて
とろろそばとしし汁と高菜と梅干しのおにぎり。
(とろろそばの写真撮り忘れた(-_-;)

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もちろん、そばも
おばあちゃんの手打ち。

91歳でどこからそんなパワーが出てくるのか。
そのパワーに惹きつけられて
みんなが集まってくるんだろうな。

年末は
また一緒に餅つきと
そば打ちをさせてもらいます。

本当にいつも
貴重な話、体験を
させてもらってありがたい。

そして、
それを
無駄にしないように
次に繋げられるように
生かしたい。
いや、生かさないと
申し訳ない。

「動くこと」は意外と簡単だった。

先週の日曜日、
暖かかったので
前からずっと気になってたことしました。

子ども達にも言ったら
下2人はついてきてくれて。


それがコレ。
ゴミ拾い。

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内野地区は国道沿いにあり、
田舎ですが、結構車の通りが多いんです。

毎年、1~2回
地区の行事でゴミ拾いをしてましたが
コロナ禍で2年なく、
車で通るたびに気になってました。

気になってたのに
動いてない自分に
どこか後ろめたさというか
「見て見ぬふり」してるな私、
っていう気持ちがあって。

やっぱり気になったから
1人でもしようかなと思ったら
子どもも
「行く行くーー!」って言ってくれた。

 

これが多い多い!
カンもあるだろうと思って
燃えないゴミ用1つと
燃えるゴミ用2つ袋持って行ったけど
パンパンになるまで詰めて。
やっぱり足りず
息子が途中で
家に袋を取りに帰りました(笑)

「たばこ多いやーん」
「あ、またマスクがあった!」
「こんな大きいゴミ何で捨てるんやろうねー」

子ども達も拾いながら
いろいろ思っていたようで
6歳の子が
「ゴミ捨てたの、絶対内野の人やないやん、
 内野の人やったら自分のところに捨てんやん」って。

「それはわからんけど
 捨てた人も自分のところに捨てられたら嫌やろうにね。
 でも、どこに行っても同じ地球なのにね」って話して。

息子も溝に落ちてるゴミを見つけて
自分も濡れそうになりながら取ってました。

本当にたくさんのゴミがあって
残念だったけど
パンパンになったゴミ袋を持って帰って
「めっちゃ、あったやん」
「結構きれいになったやん」と

子ども達は
自分達がきれいにしたことの方が
嬉しかったようでした。
(また、やろう♡)

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私自身、
動けなかった自分が動けてよかったという想いと、
意外と、動くことって簡単だなという想い、

そして、
子ども達と
ゴミ拾いしながら話してて
”この子たちはきっと道にゴミを捨てる子にはならないだろう”な
と思いました。

 

子どもに対して
あまり、こうなってほしいとか
思わないけど
いろんなこと、ものに対して
「見て見ぬふり」する人には
なってほしくないなっていうのはあるかなぁ。

めっちゃ、部屋散らかってるけどね(^-^;