おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

自分の力を出すということ。

例年は11月に行われるマラソン大会。
今年はいろんな行事と重なり、
12月開催となりました。

試走は2日間ありますが
1日は天候が悪かったので
試走1日で本番となりました。

小学校の校庭を廻ったあと
長崎街道を走ります。

1.2年、3.4年、5.6年と順に出発し、
高学年になるにつれ距離が長くなります。

f:id:ouchi-no-necco:20211226225610j:plain

わが子は高学年。
「○○くんの方が速いけん、1番は、なれんと思う。」
と言っていましたが、
試走、本番と1位でした!

f:id:ouchi-no-necco:20211226224536j:plain

私も運よく仕事が休みの日で
応援できたのですが
普段なら
息子より速い子達が
息子より
だいぶ後を笑いながら走ってて。

ちょっと「ん?」と思ってしまう自分がいました。

もちろん
息子には
「がんばったね~、よかったね~」って伝えました。

試走の後
先生が
「本気で走らないと、○○くんも
 1位になってもペースがつかめないと思うんですよね」って。
速い子は「自分は長距離が苦手だから」と言ってたそうで。


別の日。
娘の中学校で合唱コンクールがあるとのこと。
娘はクラスの責任者になったらしく
「○○さんが全然大きい声出してくれん。」と言ってました。
私は
「歌が苦手と思ってるんやない?」と言いながら、

自分のことを思いだしました。
運動音痴+音痴。
徒競走もドベ。
歌のテストで
みんなの前に立とうもんなら
声なんて出るはずもなく
泣きそうでした。

みんな得意不得意がある。
いざやろうとおもっても
体が動かなかったり、
声が出なかったり。
きっと、
そんなこともある。

ただ、
以前の自分より
ちょっと力を出した自分が
ちょっとずつ
変われることもある。

 

「できるのにやらないというのはどうなんだろう?」
いや、
「何でもかんでも100%の力を出さないといけないのか?」
というと、どうなんだろう?
 

力を入れるところ、抜くところが
あってもいいんじゃないかという気もする。

でも、
私は、
力があるのに出してない人を応援できるのかな?
当人は応援してもらうためにしてるわけじゃないと思うけど。
人それぞれだし、
その人がそうしたいならそうしたらいいとは思うけど。

苦手でも
できなくても
一生懸命してるのは
きっと伝わる。

本当に
きつかったり、
苦しかったりして
無理する必要はないけど

やっぱり、
私は
子ども達には
「自分にできる限りの力を出しておいで」って
送りだしたい。

f:id:ouchi-no-necco:20211226224544j:plain