おうちのねっこ

飯塚市内野に移住。内野の地域に魅せられ、小規模小学校の児童PRの活動や、日々の暮らし、長野おばあちゃんとの手仕事などを綴っています。

「死ぬ」ということ。

先週、義父がなくなりました。
72歳でした。

もともと肺が弱く
半年ほど入院していてそのままという感じでした。

長野おばあちゃんがよく
「70歳からが楽しいばい」と言っていたので
私はとても早く感じます。

義母は喪主ですが
足が悪く
夫と義兄が挨拶をしました。

葬儀社の手配、段取り
いろんな手続きなど
夫がしていて
悲しむ間もなく
忙しくしていました。



そういえば
私は祖父母が亡くなった時
自分が泣いたという記憶がありません。
それよりも
周りの大人が
お葬式の時泣いて
食べるとき笑って
また納骨の時泣いてって、
なんか変だなぁ、
「死んだらどうなるんだろう」
「死ぬ」ってなんだろうって思ってました。

人間、産まれた瞬間から
死に向かっています。
時期の早い遅いはあるけど
誰にでも平等。

 

ならば、
なぜ「生きるのか」とか。
小学生ながらに思ってました。


で、今回、
孫の立場から子の立場になり
まず思ったこと。

「次は自分達の番だ」という現実。

なので
子ども達には

事故や病気は仕方ないかもしれないけど
次はお父さんお母さんの番がくる。

この順番は
守らないといけない。
自分で命を絶つなんてことは
お母さんは絶対に許さないって
ことを話しました。


亡くなった義父の体を洗い
お化粧をして
棺に入れられたり、
火葬場に行き、
焼かれ、骨を拾ったり。

そういうことを
子ども達と
一緒に見ながら

おじいちゃん、おばあちゃんって、
孫にとって
身をもって
「人の死」を教えてくれる存在なんだと思いました。

 

 

そして
夫とも
現実問題、
自分達はどうするか?
親と一緒のところに入るのか
今住んでる所で探すのか

死んだらここから
保険がおりる。

どんなお葬式がいいか
仏壇は早めに考えてた方がよさそう
などなど
話し合いました。


歳をとってから死ぬとは限らない。
先のことを
考えてビクビクしても仕方ないけど
その時に
バタバタ決めるよりも
常日頃
日常会話でも話していた方がいいなと思いました。


自分もそういう歳になったんだなぁ。

 

でも、子どももいるし
死ぬわけにはいかん!
やっぱり
長生きしたい
健康一番!

 

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